東洋医学から読み解く!むくみが悪化する理由2026.6.24

こんにちは。
鍼灸マッサージサロンORCAです。
 

先日ご来院された40代女性の症例をご紹介します。

お悩みは、手足のむくみと背中全体の張り感でした。

特に夕方になると手足がむくみやすく、朝は指輪がきつく感じることもあるそうです。また、背中が常に張っているような感覚があり、疲れが抜けにくい状態が続いていました。

お身体を確認すると、肩甲骨周囲から腰にかけて筋肉の緊張が強く、全身の巡りも滞っている状態でした。

東洋医学(中医学)では、このような症状は「脾」の働きが低下し、水分代謝がうまく行えなくなった状態や、「気血」の巡りの滞りが関係していると考えます。

特に高温多湿のこの時期は、身体の熱が体表に集まりやすく、実は内側が冷えやすくなっています。そのため、暑いからといって冷たい飲食物や身体を冷やす性質の夏野菜を摂り過ぎると、胃腸の働きがさらに低下し、水分代謝も悪くなります。

すると余分な水分が体内に停滞し、むくみや重だるさが現れやすくなります。

また、内側が冷えるほど身体は熱を外へ逃がそうとするため、熱が体表へ集中しやすくなります。その結果、のぼせやほてり、発汗異常を招き、熱中症のリスクを高める原因になることもあります。

 

ご自宅でのセルフケアとしておすすめなのが、温かいタオルを使った摩擦です。

秋冬は乾布摩擦が知られていますが、高温多湿の春夏は温かいタオルで身体を擦る方法がおすすめです。

首や肩、背中、腕や脚を心地よい強さで擦ることで体表の巡りが促されます。

東洋医学(中医学)では、身体の表面を適度に温めることで、身体は熱のバランスを取ろうとして、表面にこもった熱を発散させやすくなります。
その結果、異常な発汗を抑える効果と皮脂も良く取れて皮膚も清潔に保てますので、温かいタオルで全身を軽く擦る習慣を取り入れてみてください。
 

また、今回は背中を中心にマッサージとカッピングを行い、滞った巡りを促進。
さらに全身の水分代謝を整える施術を組み合わせました。

施術後は、
「身体が軽いです」
「背中の張りが楽になった」
「手足がスッキリしました」
とのお声をいただきました。

この時期のむくみや重だるさは、単なる疲労ではなく身体からのサインかもしれません。

暑い季節こそ冷やし過ぎに注意し、温かい食事や飲み物を上手に取り入れながら、身体の内側から整えていきましょう。