テレビで話題の「生姜紅茶」は本当に体にいい?中医学から見た“太りにくい体づくり”の考え方2026.1.29

先日、TBSの番組「巷のウワサ大検証!それって実際どうなの?」で、
「生姜紅茶を朝に飲むと、たくさん食べても太りにくい?」という企画が放送され、注目を集めました。

「飲むだけで太らないなんて本当?」そう感じた方も多いのではないでしょうか。

今回は番組内容を踏まえながら、中医学(東洋医学)の視点で生姜紅茶が体にどう働くのかを分かりやすく解説します。

 

テレビ番組で紹介された内容とは?

番組では、“朝に生姜入りの紅茶を飲み、昼夜は好きなものを食べる”という生活を数日間続けて、体重の変化を検証していました。

ポイントは
・特別な運動はしない
・食事制限もしない
・朝の習慣だけを変える

というシンプルな設定。

結果として
「体重が大きく増えなかった」という点が注目されました。

ただし番組内でも
「これを飲めば必ず痩せる」という結論ではなく、体の状態によって感じ方が違うことが示唆されていました。

 

【生姜紅茶の成分を中医学で見ると】

中医学では、生姜は「辛・温」の性質を持ち、
主に 脾・胃・肺 に作用します。

主な働きは
体を温める
胃腸の働きを助ける
冷えによる不調を散らす
気の巡りを良くする

特に重要なのが
脾(消化吸収)を温める作用です。

 

【紅茶の中医学的な働き】

紅茶は完全発酵茶で、中医学的には 温性

胃腸を冷やしにくい
気の巡りを助ける
食後の重だるさを軽減

緑茶より刺激が穏やかで、冷えやすい方にも向いています。

 

【生姜×紅茶=なぜ相性がいい?】

この2つを組み合わせると、脾胃を温めながら、気血の巡りを整えるという働きになります。

中医学では
「太る・痩せる」は単純なカロリーではなく、
消化吸収力(脾の力)
巡り(気・血・水の流れ)
冷えや停滞の有無

が深く関係すると考えます。

生姜紅茶は、脂肪を燃やす魔法の飲み物ではありません。

中医学的には、
冷えで代謝が落ちている
巡りが悪く溜め込みやすい
胃腸が弱りやすい

こうした状態を整えやすくする飲み物と捉えます。

つまり
「痩せる」よりも「太りにくい体質に近づく」という考え方がしっくりきます。

 

こんな方にはおすすめ
冷え性
朝が弱く、体が重い
胃腸が冷えやすい
首肩こり・疲労感が抜けにくい
花粉症や寒暖差で不調が出やすい

 

注意が必要な方
のぼせやすい
口が渇きやすい
胃の熱感や胸やけが強い

この場合は
量を少なめにする、毎日ではなく間隔をあけるなど調整が必要です。

 

まとめ

テレビで話題になった生姜紅茶は、
中医学的に見ると

体を温め、巡りを整えることで
不調や溜め込みを防ぎやすくする飲み物

と言えます。

飲み物ひとつで体が劇的に変わるわけではありませんが、日々の小さな習慣の積み重ねは、体質を整える大切な一歩になります。

体の冷えや巡りが気になる方は、施術とあわせて取り入れてみるのもおすすめです。