疲れると起きる頭痛2026.5.2

こんにちは。
鍼灸マッサージサロンORCAです。

「疲れてくると頭痛が出る」というお悩みでご来院された方の症例をご紹介します。

実際にお身体の状態を確認すると、

・低血圧
・月に何度かお腹を下す
・寒がり
・朝が弱い

といった不調が自覚症状としてあるとのことでした。

疲れてくると頭痛が出るという方、実は体質的な背景があるかもしれません。
中医学ではこのようなタイプを「脾腎陽虚(ひじんようきょ)」と捉えることがあります。

脾腎陽虚とは、体を温めるエネルギー(陽気)が不足している状態。
“脾”は消化吸収、“腎”は生命力の土台を担っており、この2つが弱ると全身に影響が出やすくなります。

このタイプの特徴としては、

・疲れると頭痛が出る
・手足やお腹が冷えやすい
・下痢や軟便になりやすい
・だるさが抜けにくい
・疲れやすい

などが挙げられます。

また、陽虚体質の方は比較的、春や夏など暖かい季節は体調が安定しやすい一方で、秋冬の寒い季節や季節の変わり目は不調が出やすい傾向があります。
気温の低下や寒暖差の影響を受けやすく、頭痛や冷え、消化不良などが現れやすくなります。

陽気が不足すると血流や巡りが弱くなり、頭部までしっかり栄養が届かず頭痛が起こりやすくなります。
また、体を温める力が弱いため、冷えやすく消化機能も低下しがちです。

このような方は、無理をすると不調が出やすい傾向があります。
大切なのは「温めること」「消化力を守ること」

さらに重要なのが、「今のうちに陽気を蓄えておく」という視点です。
特にこれからの暖かい季節は、自然界の陽気も高まるため、体の中にエネルギーを取り込みやすいタイミングです。

・適度に体を動かして巡りを促す
・湯船に浸かり、しっかり体を温める
・早寝を意識し、回復力を高める
・食事では「補腎温陽」を意識する

例えば、
羊肉、えび、くるみ、黒ごま、にら、ねぎ、生姜などは体を温め腎を補う食材とされています。
スープや煮込みなど、温かい形で取り入れるのがおすすめです。

こうした積み重ねが、秋冬の不調予防や疲れが原因で起きる頭痛の改善につながります。

当サロンでは、脾腎の働きを整えながら巡りを促し、陽気を補う施術を行っています。
体質から整えることで、頭痛や冷えに負けない体づくりをサポートいたします。

今回の症例が、同じようなお悩みの方のヒントになれば幸いです。