坐骨神経痛と肝臓の関係性2025.9.2

こんにちは(^^♪
鍼灸マッサージサロンORCAたまプラーザ駅前店です。

9月に入り、ようやく長かった夏休みも終わりましたね。

日常には戻ったものの、家のあちらこちらに残る“夏休みの痕跡”に、思わずため息が出てしまう方も多いのではないでしょうか。私も、これから少しずつ片付けに取りかかろうと思っています(^^;

さて、今回は『坐骨神経痛と肝臓の関係性』について書いていこうと思います。

坐骨神経痛の発生原因としては、

1.腰椎椎間板ヘルニアからくるもの
2.脊柱管狭窄症からくるもの
3.梨状筋症候群などお尻の筋肉が原因からくるもの
4.坐骨神経そのものが原因のもの

一般的に坐骨神経痛は理学療法や投薬、安静、温熱療法やストレッチ、低周波治療、鍼灸などの標準的なアプローチを行っていきます。

しかし、これらで改善しない場合に考えるべき点というのが『肝臓』が関係しているケースです。

例えば、ストレスや飲酒などにより肝臓の働きが低下した場合、下記のようなメカニズムが起きます。

肝臓機能低下→横隔膜緊張→腰部のリンパや血流の滞り→坐骨神経への負担

肝臓と横隔膜の解剖学的なつながりをみてみると、横隔膜のすぐ下に肝臓が位置しており、いくつかの膜などで物理的に固定されています。
また、横隔膜は腰椎部に付着しているため、横隔膜の硬さは腰椎の可動性や血流に影響を与えるというわけです。

他にも坐骨神経痛の症状が起きている時は、『門脈圧亢進症(もんみゃくあつこうしんしょう)』による循環障害の影響も考えられます。

門脈というのは、胃や腸、脾臓から血流を集めて肝臓へ運ぶ大きな静脈のことです。
通常は、スムーズに血流が肝臓へ流れますが、病変などにより門脈の圧力が高まると、血液は肝臓を通れず別のルートに逃げようとし、周囲の臓器や組織に炎症や循環障害を引き起こします。

その中で、お尻(痔静脈)の方へ回るルートも含まれており、これが仙骨部や骨盤内の血流障害を引き起こし、結果として坐骨神経へ刺激を与えてしまうというわけです。

坐骨神経症状が疑われる時に腰部神経のテストを行うのですが、軽く肝臓を圧迫した状態とそうでない場合と比べて可動制限が向上するようであれば、内臓が原因の坐骨神経痛として臓器に対してのアプローチが必要になってくるというわけです。

このように臀部や腰部などのみを治療しても改善しないケースがあり、その場合は肝臓などの臓器からの影響も疑ってみましょう!
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当院では、鍼灸の他にも、マッサージや内臓へのアプローチなど必要に応じて行っております。
坐骨神経痛に限らず肩こりや腰痛、その他も内臓からの影響で起きていることもありますので、気になる方はご相談ください。

最後までお読みいただき、有難うございました♪