“まだ動ける”と“余裕がある”は別もの2026.5.7
こんにちは。
鍼灸マッサージサロンORCAです。
先日ご来院された女性の症例です。
実際にお話を伺うと
とてもエネルギッシュで、常に動き続けているタイプの方で、
お仕事でもプライベートでも休む時間が少なく、1日の中で座る時間もほとんどないとのことでした。
お身体をみていくと、
・肩や背中の強い張り
・慢性的な冷え
・疲れているのに眠りが浅い
・筋肉の硬さや重だるさ
・顔色のくすみ
など、“巡りの滞り”がかなり強い状態でした。
中医学(東洋医学)ではこのような状態を「瘀血(おけつ)」と考えます。
瘀血とは、血流が滞り、身体の中で血がスムーズに巡っていない状態のことです。
瘀血体質の方には、
・肩こりや頭痛が慢性化しやすい
・生理痛が強い
・シミやくすみが出やすい
・冷えやすい
・刺すような痛みがある
・身体の一部だけ強く硬くなる
といった特徴がみられることがあります。
また、
・ストレスや緊張状態の継続
・睡眠不足
・冷え
・疲労の蓄積
・無理のしすぎ
なども瘀血を悪化させる原因になります。
今回の施術では、カッピング(吸い玉)をメインに行いました。
カッピングは皮膚を吸引することで血流を促進し、滞った瘀血を抜き出すように働きかける施術です。
特に、深いコリ感や慢性的な疲労感が強い方にはおすすめです。
さらに、瘀血体質の方は日常の養生もとても大切です。
おすすめは、
・身体を冷やしすぎない
・湯船につかる
・軽く汗をかく程度に動く
・深呼吸を意識する
・夜更かしを避ける
など、“巡らせる”意識がポイントになります。
食養生では、「活血袪瘀(かっけつきょお)」といって、
血の巡りを良くし、滞りを取り除く考え方があります。
・玉ねぎ
・青魚
・黒きくらげ
・なす
・よもぎ
・紅花茶
など、
日々の食事でも“巡り”を意識してあげることで、
身体の重だるさやコリ感の改善につながることがあります。
頑張れる方ほど、不調を我慢してしまいがちです。
“まだ大丈夫”の前に、身体を整える時間も大切にしたいですね。




