スポーツによるケガ【肘編】2022.2.12

今日の症例

こんにちは!



今日は日ごろのスポーツで良く起こる、「スポーツ障害」についてご紹介しますね!

スポーツ障害は同じ筋肉や関節を繰り返し使うことで起こるケガのことを言います。

今回は、良く起こる肘周りのスポーツ障害についてご紹介いたします!



肘のスポーツ障害で良く起こるものは

「テニス肘」「ゴルフ肘」「野球肘」です。

どれも、肘周りの筋肉や手首の使い過ぎによって起こるスポーツ障害です。

それぞれ何が違うのか?なってしまったらどうすればいいのかを簡単に解説していきます。







1.テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

テニスのバックハンドストロークが主な原因といわれています。



上腕骨外側上顆という肘の外側の出っ張りにくっつく筋肉を酷使することによって、筋肉の付着部に炎症が起き、痛みを発するようになります。原因と考えられる筋肉は、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋という手首を背屈させる筋肉です。



また、単にバックハンドで打ち過ぎているというわけではなく、



1.フォームがあっていない、できていない(例)手首をこねてしまっている、手打ちになっている

2.ラケットの中心に当たっていない

3.ガットの張り具合があっていない

4.練習後のケアが足りていない



などがあげられます。

思い当たるものがあれば、一つずつ改善していきましょう。



【テニス肘の治療】

医療機関を受診すると十中八九で「しばらく練習を控えてください」といわれるでしょう。患部の炎症が治まるまで安静にするのが一般的な対応になります。しかし、それでは、また練習を始めると再発させてしまうことがほとんどです。

当院では患部に対し、周りの筋肉をマッサージでほぐしていき、患部への負担を減らし、肘のアライメント(ゆがみ)を正し、鍼灸治療で患部の痛みの軽減と回復を促します。

また、運動後のケアのアドバイスや、テーピング、肘につけるサポーターのご案内も致します。



2.ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)

ゴルフの手打ちのスイングやダフりの繰り返しが原因といわれています。



テニス肘とは反対の、肘の内側につく筋肉の酷使により、筋肉の付着部に炎症が起こる状態をいいます。主な原因筋としては円回内筋、橈側手根屈筋、尺側手根屈筋などの手首を内側に曲げる筋肉があげられます。



ゴルフ肘も、フォームが合わなかったり、手首をこねる癖などが症状を起こす原因となります。



【ゴルフ肘の治療】

テニス肘同様の対応をします。

当院では患部に対し、周りの筋肉をマッサージでほぐしていき、患部への負担を減らし、肘のアライメント(ゆがみ)を正し、鍼灸治療で患部の痛みの軽減と回復を促します。

また、運動後のケアのアドバイスや、テーピング、肘につけるサポーターのご案内も致します。



3.野球肘

野球の投球の繰り返しによって起こる肘の痛みの総称です。先述のテニス肘やゴルフ肘とは違い、特定の部分の症状ではなく、内側にも外側にも起こる可能性があります。



主な野球肘として



内側側副靭帯損傷:肘の内側の靭帯を痛めることで発生



離断性骨軟骨炎:外側の筋肉の付着部の骨や軟骨がはがれることで痛みを引き起こす症状



上腕骨内側上顆炎:筋肉の使い過ぎによって起こる付着部の炎症。進行すると上記の離断性骨軟骨炎になる可能性あり。



【野球肘の治療】

基本的にはオーバーユースを防ぐため、投球動作は一時お休みしていただく方がよいでしょう。

あまりにも痛みが強い場合は。一度医療機関で画像検査を受けることもおすすめいたします。

当院では患部に対し、周りの筋肉をマッサージでほぐしていき、患部への負担を減らし、肘のアライメント(ゆがみ)を正し、鍼灸治療で患部の痛みの軽減と回復を促します。

また、運動後のケアのアドバイスや、テーピングのご案内も致します。



その他の症状でも、どうしたらよいかわからない時は鍼灸マッサージサロンORCAまでご相談ください♪

たまプラーザ駅前店

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