外反母趾でお悩みの方へ2021.12.13
鍼灸マッサージサロンORCAたまプラーザ駅前店です!
今日は外反母趾でお悩みの患者さんが来られたのでご紹介させていただきますね!
40代女性
普段仕事でヒールを履くことが多く、最近になって外回りが増えたことと、プライベートでもヒールを履く機会が多かったせいか、最近になって親指の付け根あたりに痛みを感じるようになった。よく歩いた日は少し腫れたようになり、熱も持つようになったため、心配になり、今回来院することに。
早速診させていただいたところ、親指の付け根が赤く腫れており、熱も持っていました。また、親指自体がくの字に曲がり始めていて、いわゆる外反母趾になりかけている状態でした。変形自体は強くないものの、足の裏の筋肉が固まっており、土踏まずなどを構成する、足底アーチがつぶれてしまっている状態でした。
今回は施術として、足の裏からふくらはぎまでの筋肉をマッサージでしっかりと緩め、骨盤調整で骨盤のゆがみを正して重心の位置を修正しました。腫れている患部にはお灸を施して、負荷を和らげるテーピングを巻きました。しばらくはプライベートではヒールを履かないよう勧めて、青竹踏みとタオルギャザリングというリハビリメニューをお教えして今回は終了です。炎症が強いことと、お仕事でどうしてもヒールを履かなければいけないとの事で、3日後にもう一度ご来院いただくことになりました。

*写真は本人ではありません。
足の症状で特に女性に多い外反母趾ですが、その原因となる習慣は、靴を履くこと以外に報告されていないそうです。。。
しかし、ヒールをよく履く人の中にも、外反母趾になりやすい人と、なりにくい人がいることは事実です。では、どういう人が外反母趾になりやすいのでしょうか?
1.靴の形があっていない…おしゃれを優先することで、足の形やサイズに合っていない靴を普段はいていると、次第に変形が進んでいきます。よく歩く方は特に靴選びには最新の注意を払いましょう。また、中敷きなどを入れて、足への負担を軽減したり、足底アーチを作って変形を防ぐことも大切な予防です。
2.外反母趾になりやすい足の形…足の形は人それぞれですが、指の長さで比較した足の形の分類があります。「ギリシャ型」足の人差し指が親指よりも長い足形。「エジプト型」足の親指が一番長く、小指にかけてだんだんと短くなる足形。「スクエア型」親指と人差し指が同じ長さで、足全体が四角い形になる足形。日本人における足形の割合は、ギリシャ、エジプト、スクエアの順に25%、70%、5%といわれています。この中で最も外反母趾になりやすいのがエジプト型であり、体重をかけた際にバランスを取ろうとすると、特に親指の付け根に負荷がかかる形になっています。また、一般の靴の形はギリシャ型に作られていることが多いため、親指が窮屈になり、小指側に曲がってきてしまうのも、外反母趾が起こりやすい要因といえます。
3.偏平足や開帳足…足の裏は、地面からの衝撃を吸収するために足底アーチといわれるクッション構造になっています。縦アーチと横アーチの十字構造でできており、縦アーチがつぶれると偏平足、横アーチがつぶれると開帳足と呼ばれます。このような足の形だと、体重がうまく乗せられず、親指の付け根に重心がかかりやすくなることで、外反母趾を悪化させてしまうと言われています。
鍼灸マッサージサロンORCA(オルカ)たまプラーザ駅前店では、外反母趾の治療として、まずは足の状態をしっかりと確認し、歩き方や足の使い方、形などから、適切なアドバイスをさせていただきます。施術においては、マッサージや鍼灸治療により、患部にかかる負担を軽減し、骨格調整などで重心のかかり方を正していきます。また、テーピングやサポーターの処方により、日常生活の負担を軽減させ、症状の悪化を防いでいきます。症状が深刻で、著しく日常生活に影響を及ぼす場合は、医療機関への受診や手術を勧める場合もあります。
外反母趾、足の痛み、それ以外のお身体の不調はまずは鍼灸マッサージサロンORCA(たまプラーザ駅前店)にご相談下さい☆
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