ヘルニアって何?2021.11.30

今日の症例

こんにちは(^o^)



鍼灸マッサージサロンORCA(オルカ)たまプラーザ駅前店です!



皆さん、腰が痛いときによく耳にする、「ヘルニア」ってどんなものかご存じですか?



そもそもヘルニアの意味は「臓器などが本来あるべき位置からずれる」ことを指します。身体の症状で耳にするヘルニアには、「腰椎椎間板ヘルニア」「頸椎椎間板ヘルニア」「鼠(そ)径ヘルニア」「臍ヘルニア(でべそ)」などが有名ですが、一般にヘルニアというと、腰のことを指すことが多いと思います。



ではこの腰椎椎間板ヘルニアっていったい何がどうなっている状態なのでしょうか?



まず、背骨と背骨の間には椎間板というクッションの役割をしている組織があります。この椎間板の中にはゼリー状の物質が入っていて、これが破れてゼリーが出てくることによって、腰から出ている神経を刺激して痛みやしびれを引き起こしているのです。





では、どうして椎間板が破れてしまうのでしょうか?その原因は、姿勢不良筋力低下が主に考えられます。猫背など姿勢が悪かったり、腹筋などの体幹の筋力が落ちて腰を支えられなくなると、腰の骨がたわんで特定の関節に負担がかかるようになります。負担が集中してしまった関節の椎間板は、その負荷にに耐えられず、袋が破れて中身が飛び出してしまうのです。



では、腰のヘルニアになってしまったらどうしたらいいんでしょうか?それは、姿勢の矯正と体幹の筋力アップです。ヘルニアは発生初期であれば、関節にかかる負荷を取り除くことで、症状が改善すると言われています。なので、マッサージや骨格調整などで、まずは姿勢を正しい位置に戻し、筋トレで筋肉をつけて腰を安定させるのです。



ところで、一つ皆さんに注意していただきたいことが、「腰のヘルニア=腰痛」ではないということです。実は日本人の80%くらいの人が腰にヘルニアがある、もしくは予備軍であると言われています。腰のヘルニアの確定診断はレントゲンではできません。椎間板が飛び出て神経に当たっている場合、「神経痛の原因=腰のヘルニア」は成り立ちますが、腰の痛みを引き起こしているとは限らないのです。腰痛の原因になるものは様々ありますので、しっかりと見極めることが症状改善の近道になるでしょう。



鍼灸マッサージサロン(ORCA)たまプラーザ駅前店では、腰のヘルニアに対して、まずはしっかりとした検査をし、根本の原因がどこにあるのかを評価してから施術をしていきます。鍼灸やマッサージ、骨格調整で姿勢を正し、根本の原因にアプローチすることによって、効果的に症状を軽減させていきます。また、医療機関の受診が必要な場合は、こちらからご案内させていただきますので、安心してご来院ください。



その他、腰痛、肩こり、ひざの痛みなど、お身体の症状でお困りの方は、まずはORCAにご相談下さい☆

たまプラーザ駅前店

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神奈川県横浜市青葉区美しが丘5丁目2−14 たまセンタービル201号