こんにちは☆

鍼灸マッサージサロンORCAです！

本日は5人に1人が経験があるといわれる不眠症について

東洋医学的な説明と効果のあるツボについてご紹介します。



定義：入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害などが1か月以上続き、日中に倦怠感、意欲、集中力の低下、食欲に低下など体に不調が現れること

 





東洋医学的には主に4つに分類され



①心脾両虚

→身体的な疲労や考え事が多く、身体が栄養不足のイメージ。



主な症状：入眠困難、夢を多く見る、目覚めやすい

気温に関係なく日中しきりに汗が出る、物忘れ、顔色の悪さ



治療法：補気養血（気血を補う）

⇒脾兪、心兪、神門、三陰交（すねの内側、骨沿いで内くるぶしから指4本分）





②心腎不交

→心と腎のバランスが悪くなり、それぞれ司る火と水の調整ができなくなる



主な症状：入眠困難、五心煩熱（手のひら足の裏のほてり、心煩して落ち着かない様子）寝汗、口やのどの渇き、耳鳴り



治療法：滋陰降火（陰を潤わせ火を降ろす）

⇒腎兪、心兪、太谿、大陵、神門、太衝（足の甲にあり第1中足骨と第2中足骨の間、動脈があるのでドクドク感じる）



③痰熱

→飲食不節（食べない、食べすぎ、偏り）などで胃腸を損傷しお腹に長く留まり熱となったもの



主な症状：眠りが浅い、夢が多い、中途覚醒、胃のつかえ、げっぷ、胸の苦しさ



治療法：化痰和胃（痰を変え胃を穏やかにする）

⇒中かん、豊隆、内関、天枢（おへそと同じ高さでへそから指3本分横にずれたところ）



④肝火

→鬱々として溜め込んだ怒りの感情が火となり上へ炎上する、激怒し情志を損傷したもの



主な症状：入眠困難、頭痛、めまい、怒りっぽい、目の充血



治療法：平肝降火（肝をたいらにし火を降ろす）

⇒肝兪、胆兪、足きょう陰、行間（足の親指と人差し指の間のみずかきの部分）



ご自身に当てはまる症状はありましたか？



先ほどお伝えしたツボをご自分で指圧したり、鍼灸を加えるとより効果的です。



マッサージや鍼灸治療でお身体がリラックスすると副交感神経が優位に働きます。

そうすることで、筋肉がほぐれ末端への血流増加、体温の上昇やセロトニンの分泌などが起き

自律神経が整っていき症状の緩和ができます(^^♪



原因によって対処法も変わってきますので、お悩みがありましたらぜひご相談ください(*^^*)



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