ゴルフが原因で起こる骨折とは2022.11.18
こんにちは☆鍼灸マッサージサロンORCAです。
最近、来院される患者様たちで、ゴルフをされる方が増えたなあと感じます。
今回は、背中の痛みで症状が似ている肋骨骨折と肋間筋損傷について書いていきます。

肋骨骨折
〈直達外力による〉
・直接肋骨に外力がかかり起きる場合
(転倒、衝突、打撲)
〈介達外力による〉
・周りからの外力により肋骨が折れてしまう場合
(前後や左右からの圧迫で肋骨がたわみはじけるようなイメージ)
・閉経後の女性は骨が脆く、少しの外力や風邪、喘息による咳でも肋骨にひびが入る可能性がある
・ゴルフのスイングのし過ぎによる肋骨の疲労骨折
≪疲労骨折≫
運動不足や、身体が硬い状態からいきなりスイングをすることで同じ場所に負担がかかり肋骨が疲労骨折を起こす
ゴルフの場合は利き手と反対の第2〜9肋骨の肋骨角というところに多く発生します。
肋骨角→背中の縦に長い筋肉(脊柱起立筋)の盛り上がりの外側付近
《主な症状》
・深呼吸、咳、くしゃみなど肺の動きに伴った痛みがある場合
・体幹を前や後ろに倒したとき、側屈や回旋をしたときに痛む場合
・脇から肋骨を圧迫すると痛みがある場合
※ただし、痛みの場所がピンポイントで、このあたり、ではなく、ここ!とわかることが多いです(限局性圧痛)
痛いから、凝っているように感じるから、とその付近の筋肉を揉んでしまうと痛みが悪化する可能性があります。
皮下出血があったり、ひどい痛みの時はまず病院を受診しましょう。
肋骨骨折の場所によっては肺や腎臓の損傷を合併することもあります。
肋間筋損傷
→発生機序は野球やゴルフのスイングや咳、転んで体幹をぶつけた時で肋骨骨折とほぼ同じですが
ただし痛みの出るポイントは、肋骨と肋骨の間(筋肉)であることが多いです。
※肋骨骨折の時は筋肉にも関連痛のような痛みはありますが、基本的には骨が痛みます
肋間筋は、内肋間筋(肋骨を締める)と外肋間筋(肋骨を広げる)があり
1)内肋間筋
→息を吐く時に肋骨を引き下げ、胸郭を狭める
2)外肋間筋
→息を吸う時に肋骨を引き上げ、胸郭を広げる
の働きをします。よって、受傷機序と圧痛部位から鑑別していきます。
治療自体は、安静とコルセットやバンドでの固定がメインで
痛みによって他の呼吸筋や腹筋群に負担がかかっているのでそこを治療していくことになります。
予防するには...
やはり体幹や股関節のストレッチが大事になってきます(^_-)-☆
股関節の硬さがあると腰が回らず手打ちになり
肩や体幹に負担がかかりやすくなることで肋骨や肋間筋に異常が起こりやすくなります。
肩甲骨や股関節のストレッチをして柔軟性を高めることで
余計な力が入らず飛距離が伸びていきますので
ぜひ、毎日の隙間時間にストレッチを取り入れてみてください(^^♪
最近、来院される患者様たちで、ゴルフをされる方が増えたなあと感じます。
今回は、背中の痛みで症状が似ている肋骨骨折と肋間筋損傷について書いていきます。

肋骨骨折
〈直達外力による〉
・直接肋骨に外力がかかり起きる場合
(転倒、衝突、打撲)
〈介達外力による〉
・周りからの外力により肋骨が折れてしまう場合
(前後や左右からの圧迫で肋骨がたわみはじけるようなイメージ)
・閉経後の女性は骨が脆く、少しの外力や風邪、喘息による咳でも肋骨にひびが入る可能性がある
・ゴルフのスイングのし過ぎによる肋骨の疲労骨折
≪疲労骨折≫
運動不足や、身体が硬い状態からいきなりスイングをすることで同じ場所に負担がかかり肋骨が疲労骨折を起こす
ゴルフの場合は利き手と反対の第2〜9肋骨の肋骨角というところに多く発生します。
肋骨角→背中の縦に長い筋肉(脊柱起立筋)の盛り上がりの外側付近
《主な症状》
・深呼吸、咳、くしゃみなど肺の動きに伴った痛みがある場合
・体幹を前や後ろに倒したとき、側屈や回旋をしたときに痛む場合
・脇から肋骨を圧迫すると痛みがある場合
※ただし、痛みの場所がピンポイントで、このあたり、ではなく、ここ!とわかることが多いです(限局性圧痛)
痛いから、凝っているように感じるから、とその付近の筋肉を揉んでしまうと痛みが悪化する可能性があります。
皮下出血があったり、ひどい痛みの時はまず病院を受診しましょう。
肋骨骨折の場所によっては肺や腎臓の損傷を合併することもあります。
肋間筋損傷
→発生機序は野球やゴルフのスイングや咳、転んで体幹をぶつけた時で肋骨骨折とほぼ同じですが
ただし痛みの出るポイントは、肋骨と肋骨の間(筋肉)であることが多いです。
※肋骨骨折の時は筋肉にも関連痛のような痛みはありますが、基本的には骨が痛みます
肋間筋は、内肋間筋(肋骨を締める)と外肋間筋(肋骨を広げる)があり
1)内肋間筋
→息を吐く時に肋骨を引き下げ、胸郭を狭める
2)外肋間筋
→息を吸う時に肋骨を引き上げ、胸郭を広げる
の働きをします。よって、受傷機序と圧痛部位から鑑別していきます。
治療自体は、安静とコルセットやバンドでの固定がメインで
痛みによって他の呼吸筋や腹筋群に負担がかかっているのでそこを治療していくことになります。
予防するには...
やはり体幹や股関節のストレッチが大事になってきます(^_-)-☆
股関節の硬さがあると腰が回らず手打ちになり
肩や体幹に負担がかかりやすくなることで肋骨や肋間筋に異常が起こりやすくなります。
肩甲骨や股関節のストレッチをして柔軟性を高めることで
余計な力が入らず飛距離が伸びていきますので
ぜひ、毎日の隙間時間にストレッチを取り入れてみてください(^^♪
