頭痛でお悩みの方へ2021.11.23

今日の症例

こんにちは(^o^)



鍼灸マッサージサロンORCAたまプラーザ駅前店です!



今日は頭痛でお悩みの患者さんが来られたのでご紹介させていただきますね!



30代女性



普段から下を向く仕事をされている方で、頭痛の症状としては、右のこめかみあたりにいつも締め付けるような痛みがあるとのことでしたマッサージで肩をほぐしてもらっても効果があまりなかったり、少し良くなってもすぐに症状が出てしまうとのことです。



早速診させていただいたところ、首肩のこりも確かにありましたが、それよりも顕著だったのが、右顎周りの嚙む筋肉の硬さでした!聞いたところ、歯ぎしり・かみしめ癖があるとのことで、今回の施術は、胸鎖乳突筋、咬筋、翼突筋(お口の中の筋肉)、側頭筋といった噛む筋肉を中心にほぐしました。口の中は口腔内調整で、指サックをして直接お口の中からほぐしていきます。(*ちょっと痛いです)



*写真は本人ではありません。



施術後は頭痛はほとんど消失し、そればかりか首のこりがすっきりしたとの事でした!症状が落ち着かない場合は、歯医者さんなどに行きマウスピースを作ることもご提案させていただきました。あと、ガムはしばらく禁止です。



さて、今回の頭痛の原因は顎周りの筋肉の緊張、いわゆる筋緊張性頭痛の一種でしたが、頭痛にはほかに様々な分類があります。

ここでは主な頭痛の種類と症状をご説明させていただきたいと思います。



頭痛のタイプは主に3種類に分けられます。



1.筋緊張性頭痛…病院では原因不明とされることも多い、頭痛の中では最も多いタイプになります。首や肩などの筋肉が緊張して硬くなることで、頭の表面に栄養している血管を圧迫して症状を引き起こします。(今回の患者様の場合は首から顎周りでした)血流阻害からくることから、「血管収縮型頭痛」ともいわれます。ギューッと締め付け感や頭重感、ボーとする感じの頭痛は筋緊張性頭痛に該当することが多いです。

筋緊張性頭痛の対処法は、血流をよくすることです。首や肩のコリをほぐしたり、ヘッドマッサージで頭部の血流を改善します。また、姿勢不良からくる血流阻害もありますので、骨格調整により姿勢を正すこともおすすめです。

自宅でのケアでは、ストレッチなどで凝り固まるのを予防したり、蒸しタオルや入浴で温めることがおすすめです。



2.片頭痛…実はそれほど見られない頭痛のタイプです。女性に多い頭痛で、筋緊張性頭痛とは反対に血管が広がり、急に血流が多くなることによって起こるとされています。血管がドクドクと脈を打つ感じがするのも特徴です。そのため、「血管拡張型頭痛」ともいわれます。(*頭の片側に出る頭痛=片頭痛ではないので間違えて覚えないようにしましょう)一般的な頭痛の市販薬は効果が弱く、病院を受診するとトリプタン系の薬を処方されることでも判断が可能です。

片頭痛の対処法は、血流を抑えることです。保冷材などで冷やして落ち着いたら安静にしましょう。基本的にはマッサージなどで血流を促進すると悪化する恐れがあるので要注意です。足のマッサージで血流を下に下ろしたり、鍼灸によって自律神経を落ち着かせることがおすすめです。



3.群発性頭痛…片頭痛と同様、こちらもあまり見られない頭痛のタイプです。いまだ詳しい原因は分かっておらず、特徴としては、目の奥をほじくられるような激しい痛みを伴います。そのため「自殺頭痛」とも呼ばれます。発症すると1か月ほど症状が続きます。こちらは我慢せづずに、頭痛外来などの医療機関を受診して、薬を服用することがおすすめです。身体の状態をよくするために、合わせてマッサージや鍼灸などで自律神経を整えるとよいでしょう。

頭痛はそれ以外にも様々な病気が原因で起こることもあります。激しい痛みや長期にわたる頭痛は我慢せずに、すみやかに頭痛外来などの専門の医師に診てもらうことをおすすめします。



鍼灸マッサージサロンORCA(オルカ)たまプラーザ駅前店では、頭痛の治療として、まずはしっかりとした鑑別、評価をさせていただいてから、マッサージや鍼灸、骨格調整により、血行の改善や、自律神経の調整を行っていきます。また、口の中を直接ほぐす口腔内調整も取り扱っていますので、噛みしめ、歯ぎしりからくる頭痛もお任せください。



お身体の不調はまずは鍼灸マッサージサロンORCA(たまプラーザ駅前店)にご相談下さい☆

たまプラーザ駅前店

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